ネットゲーム(三国無双オンライン)の呪縛から逃れるため、久しぶりに小説を読むことにしました。書店に行って何でも良いから没頭できそうな小説はないか探し、文庫本のコーナーに平積みされていた「ノルウェイの森」の上下2冊を購入しました。
時間をいたずらに奪うネットゲームの呪縛は解けたものの、今度は小説に没頭する羽目に・・
村上春樹の本を読むのは初めてです。
売れっ子作家だけあって、さすがストーリーテラー、次はどのような展開になるのかページをめくる手が止まりません。
「ノルウェイの森」という題名からして哲学的、あるいは観念的な小説かなとも思ったのですが、文学作品というより、中年でも楽しめる青春恋愛小説といったようなものでした。
安保闘争が終焉を迎える頃の大学が舞台となっており、原作も20年以上前に書かれたものであるので、中年でも十分楽しめると思います。
主人公(僕)には欲望とか人間くさいところがあまり感じられず、無色透明で、だからこそ、周りの友人、知人は心を許して、過去のつらい体験や性生活まで素直に包み隠さず話してしまうのですが、現実生活では主人公のような人間はちょっと考えられないなぁと思いました。
主人公から主体的に行動を起こすのではなく、周りの人間が「あなたのそばにいると落ち着くから」と言って主人公にどんどん絡んできてストーリーが展開していきます。
主人公の「僕」は、まわりの人間にとって自分を映し出す「鏡」のような存在なのかもしれません。
小説の主人公としてはこれほど好都合なことはなく、小説を読んだ誰もが主人公の「僕」に好感を持つのではないでしょうか。裏返せば主人公はコミュニケーションの達人ということもできます。
24日のメルマガの切り口ができました(^^)
ブログランキングに参加しています。
応援クリックをお願いします。

にほんブログ村
はてなに追加
MyYahoo!に追加
livedoorClipに追加
Googleに追加




なるほど、小説って最近読んでないです。ノルウェイの森 も読んでません。いかんです。
小説って主人公になる事が出来て、いろいろ出来ちゃいますよね。子どもの頃、姿三四郎を読んで、私のような小さい男が大きい男を投げ飛ばす事が出来ちゃったと思いこんだ事がありました。
ところで主人公、確かにコミュニケーションの達人なんでしょうね。でもその人がどのようなアウトプットをしているか、興味があります。
(え、読めって。やっぱり。確かに。)
すずボスさん
ノルウェイの森は中国、韓国など東アジアでも広く読まれていて大変なベストセラー小説だそうで、さぞかし高尚な文学性を有していたり、高邁な理想が描かれているのだろうと思っていました。読み終わって、何でこんなのが世間に広く受け入れられるのだろうとというのが正直な感想です。とくに最後の場面で亡くした恋人の友人との再開が描かれているところは納得できていません。主人公のアウトプットは実にひどいです・・・読みたくなったでしょ(笑)