思考の繰り返しによって磨かれたアイデアは、単なる思いつきとは比べものにならないくらい完成度の高いものです。
頭の中で何度もしつこく考えるには限界があります。
紙やパソコンに考えを落とし込めば、それをじっくり眺めながら考えることができるようになります。
さらに気がついたことがあれば、追記できます。
箇条書きよりも、図で書いた方がわかりやすくなるし、アイデアも湧きやすくなります。
図は「右脳の直感的思考」に適しています。
今日の朝刊に「ドバイショック」の記事がありました。
【記事要約】
ドバイ政府の持ち株会社が資金難に陥り欧州の金融機関に借金の返済を待ってくれるように頼みました。
ドバイに巨額の投資をしている欧州の金融機関が破綻するのではないかとの不安が広がりドルに引き続きユーロも売られるようになりました。
ドルもだめ、ユーロもだめとなれば、円を買うしかありません。
いよいよ円高を招き、立ち直りかけたわが国の経済にも少なからぬ影響を及ぼすことになります。
ドバイはアラブ首長国連邦のなかにありますが石油資源は乏しく、周りの国のオイルマネーを呼び込み観光や金融、不動産、流通などで発展を遂げた近代国家です。
ところが昨年9月のリーマン・ショックで資金が流れなくなり高層ビルの建設ラッシュが行き詰まり景気の先行きが不安視されていました。
毎日新聞(2009年11月28日)参照
経済に詳しい人なら記事だけでわかりますが、これを図解にすると経済に詳しくない人でも概要がつかめるようになります。
毎日新聞には次のような図もいっしょに載っていました。
何かを理解しようとするときに大抵の人は頭の中で「映像化」するのではないでしょうか。
1枚の紙の上に頭の中の考えを図に表せば「映像化」を固定させることができます。
図に表せば、考えを記憶することができるし、足りないところをさらに書き足して考えを深めることもできます。
「書くこと」で思考を深めることができ、ビジネススキルを向上させるとともに生活スタイルを変えることもできます。
明日30日からの毎日スキルアップ通信は[書くこと」と「考えること」をテーマにお送りしようと考えています。
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図に落として全体像をつかめるというのは、全くそのとおりだと思います。
いろいろな事象を、図に描いて考えるというのはすばらしいと思っています。
でも、この図式の中で欧米の資金が中東の原油に投資されていて、日本の資金はそちらに回っていないというのは事実なのでしょうか。
世界中の資金が行き場を見失って外貨に、原油に、金にとさまよっているわけで日本の資金がどうなっているのかが、この図式には落ちているように思います。
膨大な資金の動きをこの図式で単純に読み解けるのかどうかにはいささか疑問を感じます。
さすが、頭の中がスッキリしていると頭も明快ですね。それによって疑問点が明確になり、それからさらに発想が広がっている事例のようですね。記事の内容で読み取れなかった(私だけ?)疑問を見つけ出したマーさんも鋭いと思います。
私も会議の議事などを箇条書きにしてホワイトボードに書いたりするのですが、図を書きながら会議をした方が活発な議論になりそうですね。
今週のメルマガやブログに期待します。
マーさん
見事です(^^)日本の資金も当然ドバイに回っています。邦銀も数百億円規模の融資残高があるそうです。昨夜、医薬品会社に勤める同級生と20年ぶりに再会し一緒に飲んだのですが、彼の会社もドバイに支店を出しているという話をしていました。ほかにも日本の企業はたくさんあると思います。図にもう少し手を入れないといけないようですね。でも、図があってこそ、これをたたき台に議論できるところはいいですね。
すずボスさん
今週、自分に課したテーマはメモをすべて図式化することです。最近、自分のメモは箇条書きどころか、そのまま文章を書いていることもありました。図はわかりやすいし、考えを広げることもできますものね。すずボスさんが言われるように図に書き足しながら議論を活発にすることもできるのもいいと思います。マーさんが鋭いこともわかりましたし(^^)