映画、テーマパークだけに頼らないディズニーの世界戦略

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 家にいてもインターネット、ゲーム、DVD、携帯などに囲まれテレビを昔ほど見なくなりました。
 昔はテレビばかり見て勉強しなさいと怒られたものですが、今は茶の間で家族揃ってテレビを見ようというテレビを買わせる側からの提案にも妙に納得させられてしまいます。
 メーカーがテレビで大量にCMを流しても認知度が昔ほど高まらなくなりました。
 ディズニーも例外でなく広告収入は減少しているそうです。
 これからは利用できるメディアを最大限に利用した戦略が求められます。

【本日の紹介図書】
週間東洋経済2009.12.5号 690円
『知られざる世界企業の全貌ディズニーの正体 』

 

 ディズニーにおける最大の収益部門は映画でもテーマパークでもありません。
 09年度は『放送ビジネス(地上波放送、ケーブルテレビ、ラジオ)』が収益の7割を占めたそうです

 96年にはアメリカの4大地上波ネットワークの一つであるABCを買収しています。
 「ロスト」「ディスパレートな妻たち」をご覧になっている方は多いと思います。
 これらの1話当たりの制作費は数億円と言われています。
 ディズニーという巨大なメディア企業だからできることです。
 これらのテレビ番組はアメリカ国内だけでなく世界中のあらゆるメディアを通して公開されるので、膨大な制作費を回収してしまいます。

 今やディズニーは「キャラクター」や「コンテンツ」を創造し、映画、テレビ、DVD、音楽CD、グッズ、ゲーム、インターネットなどのあらゆるメディアを通して世界中に配信する総合メディア企業ということができます。


 これからの広告や宣伝は、一つのメディアだけを頼ってはいけないということをディズニーから教えられます。

 個人経営の小さな会社においても考え方は同じです。
 従来の広告の概念にとらわれない自由で大胆な発想に基づくコミュニケーション手法で消費者の心を響かせなければいけないということです。

 

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コメント(6)

ディズニーは、放映権で稼いでいるということですね。
さまざまなメディアに売り込むそのノウハウが知りたいところです。
きっと私たちに想像もできないような「自由で大胆な発想」ができる組織なのだろうと思います。

ディズニーというイメージから優しい会社という先入観がありましたが、改めて考えると会社としても本当にしっかりしていると感じます。
志で立ち上がり、それを失ったりおごることもなく技術や戦術を着実に取り入れて拡大しているんですね。
柔らかな頭で伸び伸びと上から下まで楽しく仕事が出来ている事を感じます。

kouguyさん、いつもありがとうございます。
サービス業として優れたディズニーのことはいろいろな著書でも紹介されていますが、資本のダイナミックな動きはあまり知りません。
ディズニーについて、一般的に知られていること以外の優れた経営戦略について、機会がありましたら、ぜひご紹介ください。

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