ディズニーの正体(そのコアコンピタンスとは)

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 夢と魔法の世界、ディズニー。
 その感動ビジネスについては多くのマーケティングに関する書籍で学ぶことができます。
 しかし、それらはウォルト・ディズニー・カンパニーの経営においては氷山の一角に過ぎません。
 東洋経済は売上3兆円を超えるこの巨大メディアカンパニーの中枢を取材しその経営戦略に迫りました。

【本日の紹介図書】
週間東洋経済2009.12.5号 690円
『知られざる世界企業の全貌ディズニーの正体 』

 

 ディズニーは96年に4大地上ネットワークの一つとされるABCを買収し本格的なメディア産業に乗り出します。
 今では1億人以上の視聴者を持つスポーツチャンネルESPNをも傘下におさめています。

 今日のメルマガではマスメディアにより届けられる一方的な情報ではもはや消費者の心は動かせないという話をしました。

 アメリカのメディア企業においても事情は同じです。
 ところが、ディズニーは独自の経営スタイルでメディア企業の中で頂点に立っています。

 ディズニーは競争力のあるコンテンツを自らつくりだし保有し、これを自社のメディアで流しています。
 この独自のコンテンツを創造する力がディズニーのコアコンピタンスとなっています。。
 コンテンツは映画やテレビ部門だけでつくっているわけではありません。
 テレビ、映画、DVD、音楽、グッズ、ゲームなどそれぞれの部門でつくられています。
 一つの部門が新しいコンテンツをつくると、他の部門がそれぞれのノウハウを持ち寄り部門を超えたシナジー効果を生み出し作品の価値を上げていきます。

 その好例が12月23日に公開される映画「ティンカー・ベル」です。
 ティンカー・ベルはピーターパンの脇役として出てくる妖精ですが、これをクローズアップしストーリーをつくりキャラクター化したのはテレビ部門でも映画部門でもなく、玩具のライセシングを行う部門だったそうです。
 最初につくられたのは絵本でした。
 これがヒットしDVDの制作となりさらに付加価値をつけ映画制作につながったそうです。

 

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コメント(4)

ディズニーが戦略的に優れている事を認識出来るのですが、昨日のコメントのご返信などを見ると、その根幹はやはり提供する題材なんだ、と感じます。
みんなが喜ぶもの を生み出す力があるから、戦略も十分に効果を発揮しているのではないでしょうか。
いかん、いかん。ブログから逸れながらだんだん商品設計って大事なんだ、と感じてしまいました。

昨日の疑問が少し解けました。
すずボスさんがおっしゃる「提供する題材」のことだと思いますが、いかにすばらしいコンテンツを生み出すかが、根本で、それを生み出すためにさまざまなメディア、部門が係わり合い、優れた一つ一つのコンテンツをさまざまなメディアで収益につないでいくという感じなのでしょうか。
わが社でも、優れた提供商品を生み出すべく、組織、人のありようを考えてみたいところです。

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