橋田壽賀子の人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を見て、ディズニーのストーリーと共通点があることに気づきました。
「デスパレートな妻たち」をつくるABCも今やディズニーの傘下にあり、ディズニーの戦略に沿ってつくられていると説明すればなるほどと思われる方もいらっしゃるはずです。
強烈な物語性、個性溢れるたくさんの登場人物、感情的に訴える要素、いずれも共通しています。
【本日の紹介図書】
週間東洋経済2009.12.5号 690円
『知られざる世界企業の全貌ディズニーの正体 』
特にストーリーは重要です。
わかりやすく、簡単に人に説明できるストーリーであることが鉄則です。
ディズニーの世界にはあらゆるところに「ストーリー」が存在します。
テーマパークのアトラクション、ショー、売店、トイレに至るまでストーリーが存在します。
ディズニーはさらにストーリーづくりに膨大な費用と手間をかけます。
新しいアトラクションをつくるときに社内のクリエイターを集めてブレインストーミングを行います。
ある程度コンセプトが固まったところでリサーチが始まります。
ときにはモデルとなる現地に出かけ、風景を写真に収めたり地域住民の暮らしをスケッチすることもあります。
テレビドラマ1本にかける費用も並大抵ではありません。
「デスパレートな妻たち」1作当たりの作成費用は数億円だそうです。
膨大な費用もその後の複数の収入源から回収できるという自信があるので気になりません。
まず、ABCで放映し、5年後にケーブルテレビ、他の地上波で放映し、最近ではiTuneでも配信し、自社のabc.comでストリーミング配信も行っています。
わが国の場合はどうでしょう。
広告収入が減り→制作費を削減しコンテンツの質を下げ→視聴率が低下し→さらに広告収入が減る というような負のスパイラルに陥っているのではないでしょうか。
ゴールデンタイムに流れるバラエティを見ると特にそう思ってしまいます。
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ゴールデンタイムに流れるバラエティ という言葉が、ズンと心の袋に乗っかかってきました。その勢いで袋の中から言葉が飛び出しそうです。
「お笑い」「軽い」「1回だけ」「パターン」「流行、廃り」・・・「ばかばかしい」「虚しい」。
お笑いが悪いと言うつもりはありません。本当に心の突き所を見つけるのが巧い、と感心することも多いんです。
しかしそれを利用する人が、消費財として芸人さんを使い回し、「笑い」バブルを造ろうとしているだけのように見えます。あまりに考えが無さ過ぎるのを感じます。それに乗る方も問題なのかもしれませんが。
本当に心ある日本のストーリーを一生懸命考えるチャンネルがもっと増えれば、日本の家庭や学校も変わるかもしれないのに、と思います。内容には戦略じゃなく、志を感じたいですね。
私も「バラエティー」という言葉に反応してしまいました。
私と妻は基本的にテレビは見ないのですが、家族がよく見ている番組が「バラエティー」です。
ゲラゲラと響く笑い声に、不快感を感じてしまうのです。そして、何でこんなタレントにこんな問題をコメントさせるのだろうと思う場面にも出会います。
どこでも同じようなタレントが同じような展開をしているようにしか見えず、番組の文化性があまりにも低いのではないかと思ってしまいます。
もっと、積極的に見たいと思う番組作りを望みたいものです。
すずボスさん
番組制作費をけちって安い出演料でたくさんの芸人さんを使い回しして使い捨てにしているんでしょうね。以前は時代に乗り遅れないためにも「笑いのつぼ」を理解しないといけないと真剣に見たこともあるのですが、せいぜい「ひきつり笑い」どまりでした(^^;)お金かけろとはいいませんが、じっくりタレントを育てるぐらいの余裕あるいは気概が番組側にもほしいものです。このままだと日本の子供たちをダメにするばかりですよね。
マーさん
「オレたちひょうきん族」の頃はゲラゲラ笑って見ていたので、自分が年をとって若い人の感性についていけなくなったのではという思いもありました・・・でもやっぱり面白くないものは面白くない!!と声高々に叫びたい気持ちです。この時間帯は可処分所得の高いF1層(20-34歳の女性)をターゲットにしているという話もありますが、だとしたらF1層も「バカにするな!」と声を上げてほしいものです。
私もテレビを見ない派というか、あえてテレビすら無い生活をしているのですが、実家で見たお笑い番組の「虚しさ」が妙に引っ掛かりました。一時の笑いをテレビに求める、これで良いのかなと。多少の娯楽、エンターテイメントは生活には必要だと思いますが、今はそれが行き過ぎているように感じます。
くーじゃんさん
テレビすら無い生活ですか。そこまでテレビが嫌われているということを番組制作側も知るべきですね。どういうリサーチであのような番組ばかりつくるのか検証するときがきていると思います。