最初は無料で釣っておいて後から課金するやり方は昔からありました。
毎週楽しみに観ていた日曜劇場のJIN(仁)が中途半端な終わり方をしたと思ったら最終回は映画にして視聴者からお金をとることを考えているとか・・・これには呆れましたがFREE(無料)のビジネススタイルに違いありません。
しかし21世紀に入ってFREEスタイルは詐欺のようなものでなく誰もが納得する様々なビジネスモデルが出現しています。
【本日の紹介図書】
『FREE』フリー
-無料からお金を生み出す新戦略
クリス・アンダーソン 1,890円(NHK出版 2009.11.25)
著書ではユニークなFREE戦略が紹介されているのでその中から航空産業と自動車産業について紹介したいと思います。
航空会社「ライアンエアー」はロンドンとバルセロナを20ドルという格安運賃で運行し年間130万人がこの路線を利用しています。
一人当たりのコストは70ドルなので差額50ドルを次のような収入で埋めていきます。
広告料、高額チケット、クレジット取扱手数料、優先搭乗券、2個目からの荷物持込料等でまかなっているそうです。
また、離着陸料の高い大都市の空港を避けたり、ゲート使用料を節約するため乗客は直接乗り降りさせるなどの工夫もしています。
ベタープレイス社電気自動車を3年間無料で貸し出し走行距離に応じて課金するビジネススタイルを構築しました。
電気自動車を自宅で充電するほか専用ステーションも整備し、時間のかかる充電ではなくバッテリーを無料で取り替えてくれるサービスを実施しています。
ガソリン税率の高い国においては、距離当たりの課金額はガソリン価格よりも低く済みます。
今、イスラエル、デンマーク、オーストラリアで事業を展開し、日本でも事業化に向けた準備が進められているようです。

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私もデジタル産業に従事しているので、Freeの考え方をどうやって取り入れるか、考えています。広告でも「無料」と一言入れるだけで反応が10倍以上違ってきますからね。Freeは読みたい読みたいと思っていてまだ手が出ていない一冊です。
googleなどがとても便利な検索機能やソフトウェアなどまでも無料で提供していることについても、以前にご紹介いただき、本業以外を「価値あるフリー」で提供して本業で稼ぐモデルを理解することができました。
実は当社は印刷物に関連した業界なのですが、いわゆる「コンテンツ」の問題だと、安閑としていてはいけないのではないかと、意識するようになりました。
くーじゃんさん
ここまでFreeの時代がくるとは夢にも思いませんでした。無料というと裏になるかあるのではないかと懐疑的になる世代ですが、若い人はデジタルは無料が当たり前と思っているでしょうから、企業としてみては大変ですよね。ぜひ、Freeモデルを取り入れてくださいね。
マーさん
まさに本業以外をフリーにして稼ぐ時代になりつつありますね。フリーとコアビジネスの比率は95対5と本書に書かれていました。これからもデジタル産業に限らずフリーの恩恵を受ける分野はどんどん増えていくわけですから、すべての業種に影響が出てくるのでしょうね。大変な時代になろうとしています。
私の会社の製品は無料とするのは難しいかもしれません。しかしお客様に対しては無料という内容はもう少し考えれば使えることができるかも。
無料、無料、無料、・・・・。
それにしてもkouguyさんはメルマガ、ブログにコメントと毎日すごいですね。今日はムカムカしてましたが、おかげさまで今は楽しいです。
すずボスさん
私もムカムカすることがあるのですが、メルマガを書く時間になると不思議に治まってしまいます。今、自分に習慣化できたものはこれだけですから意地でも続けたいと思っています。製品ではなく自社の技術をウェブで公表して関心を集め、横関係の技術連携や、顧客の信頼を得たという話をどの書籍だったかすぐに思い出せませんが以前メルマガで紹介したことがあります。これもフリー戦略の1つかもしれませんね。