営業先でYESを引き寄せる法

| コメント(6) | トラックバック(0)

 『仕事がうまくいく「質問力」の仕掛け』にはすぐにでも活用することができそうな事例がたくさん解説されています。

 最終章は実戦の流れに沿いながらポイント解説されているので、外回りをされている営業の方にはより参考になると思います。

【本日の紹介図書】
『仕事がうまくいく「質問」の仕掛け』
 大串亜由美 1,400円(青春出版社 2009.12.5)

 

 営業先で最初に次のような会話が交わされるのではないでしょうか。
「お忙しいところすみません。お時間だいじょうぶですか」
「はい」
「さっそくですが・・」

 相手の時間を気づかうところはよいのですが、それでも相手の気持ちには『はいと返事はしたけれど、ほんと忙しいんだよね』があって、こちらが話している間、その気持ちを引きずっているかもしれません。

 ずっとおつきあいのある営業先ならそれでも問題はないのかもしれませんが、これから開拓しなければいけないところであれば最初にずばり次のように予告すべきです。

「本日は御社のコスト削減に役立つシステムのご提案に参りました」

 そして、次にそれに要する時間を30分なら30分と伝えるべきです。
「忙しいので要点だけにしてもらえますか」
 と、相手は言うかもしれません。
 それでも、双方納得の上で話をすることができるので、しっかり話を聞いてくれると思います。

 前回に引き続きの訪問であれば
「前回はランニングコストを少しでも下げたいというお話でしたよね。今日はそこにフォーカスしたご提案をお持ちしました」
 というように切り出します。

 その後も、一方通行にならないよう質問を繰り返します。
 相手が「それじゃ高いよ」と言われたら、
「何割ぐらい削らないとだめなのでしょうか」
「3割だな」
「3割ですね。これだけは絶対外せない機能はどれでしょうか」
 と繋げていきます。

 現場では絵に描いたようにうまくいくものではありません。
 提案書を読むなり、
「これじゃ、全然ダメだよ。そもそもココが違う!」

 ここで、
「すみません。力不足で」とは絶対言いません。
「そのポイントには気づきませんでした。ありがとうございます」

 相手からYESを何が何でも引き出すと気負いすぎるのは失敗の元となります。
 ダメだからといってそのまま帰るのではなく、最低でも「NOの理由」「YESの条件」を持ち帰るようにします。

 一通り話が終わり帰る際、
「どうかよろしくご検討ください」もだめで、
「ご返事はいつ頃いただけるでしょうか」ともう一押しが必要です。

 以上、最終章のキモの一部分についてご紹介しました。
 営業に携わる方にはとても参考になる本だと思います。

 

           
        にほんブログ村 経営ブログへ 
         にほんブログ村

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://maisuki.com/mt-tb.cgi/203

コメント(6)

Yesの条件、NOの原因を持ちかえるだけでも大きな進歩ですよね。その積み上げと改善が製品、サービスの質を上げることになるのだと思います。

やはり営業としてお客様に接するときの言葉は、社内や友人との会話で何気なく使うものとは違いますね。違うと言うより前向きの心意気というか・・・。
さあ、この質問力を社内に広めるには何と質問するか・・・?

最低でも「NOの理由」「YESの条件」を持ち帰るということが、やはり「肝」なんですね。
私は営業をやったことはないのですが、この極意は、営業だけでなく、どんな相手とのやり取りの中でも、次につなげて前に進んでいく前提として、意識したいと思います。

コメントする


メルマガ「毎日スキルアップ通信」登録

 kougaiです。
 ビジネス力強化に必要なノウ
 ハウ、スキル、そして元気の
 元を平日9時にお届けして
 います。
 (まぐまぐ配信数16,000)
メルマガ購読・解除
 

2010年5月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

リンク

アーカイブ


人気ブログランキングへ


資格

自己紹介

   

 kougaiです。

 人生や仕事に役立つ
 スキルアップ、ノウハウの
 異常なまでのコレクター。
 乙女座A型 ラーメン大好き
 妻1人、娘1人
 ご意見、ご感想は
 こちら

ブログ趣旨

 kougaiです。
 「毎日スキルアップ通信
 「ビジネス達人への道
 「メールセミナー特別メール

 毎日スキルアップ通信で
 お伝えできなかった記事や
 その他のビジネスノウハウ、
 スキルアップに関する知識、
 情報、そのほかプレゼント情報
 などを取り上げていくことにして
 います。

募金サイト イーココロ! followme