でも、それを自分の会社で実現できるかというとそう簡単にはいかないと思います。
【本日の参考図書】
『すごい会社のすごい考え方』
夏川賀央(阪急コミュニケーションズ 2010.1.28)
http://www.amazon.co.jp/dp/4484103028/ref=nosim/?tag=johonet-22
会社に出れば「やらなければいけない仕事」が朝から待っています。
「やらなければいけない仕事」が終わると次はまた「やらなければいけない仕事」です。
日本の会社は「効率管理」を重視しています。
いかに早く、安く、正確につくって売るかにすべてがかかっており、そのためにいちばんベストと思われるシステムが会社や生産現場で構築されます。
だから会社に行けばシステムに沿って次から次に「やらなければいけない仕事」が待っているわけです。
ところで世の中の環境はどんどん変わっていきます。
昨日、今日のメルマガで紹介しましたように任天堂、アップル、レゴなどの会社は自社にとって環境が不利な方向に変化しても、生き残りをかけ自ら変革を遂げることで今日まで会社を存続させることができています。
その際、システムの外にいるような個性的な人材がWiiやiPODをつくって会社の危機を救ってきました。
全社を上げて商品を開発したというよりも、どちらかというと個人のセンスや趣味から生まれたアイデアによって生まれた商品です。
これらは効率一辺倒の「やらなければいけない仕事」からは絶対生まれない商品です。
今日からGoogleのようにはなれないかもしれませんが、組織としても個人としても、いつも近道ばかり選ぶのではなく、ときには回り道をしてみたり、決まっていない仕事についてじっくり考えてみたりする時間を確保することが大切であると思います。
効率ばかり考えて仕事をこなしていると、会社で偉くなっても「部下の気持ちがわかる上司」や「忍耐強い経営者」には決してなれないと著者の夏川さんは言ってます。

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「効率化追求」の循環が空回りすると、息苦しく働きにくい会社になってしまいそうです。
「効率化」は何のためにやるのかが大切だと思います。システムに乗って処理できることはどんどん「効率化」してよいと思うのですが、生み出された時間をまた同じレベルの仕事に充てていたのでは、出口がなくなってしまいます。
ルーチンの業務はシステム化して効率追求を図り、作り出した時間で新製品や新サービスを創造していかない限り、その会社の将来は目に見えていると思います。
吉越浩一郎さんの本などでも、「急がないけれども重要な仕事」を重視しなければいけないと言っていたと思いますが、肝心な創造的な仕事は急がないがために置いて行かれがちなのではないでしょうか。
自分の仕事の中でも、時間を創り出すための「効率化」と「創造的」な仕事の両立を意識したいものです。
私は割と自由に動ける権限を与えられていますが、それでも自分で仕事を作りだすのは結構大変な事だなと感じます。時には何時間も戦略を練ってウンウン唸っていたり。
そういう時は誰かが「これとこれをやっておいてね。」と言ってくれたら楽だなと思います。例え作業そのものが大変でも、目的とやる事ははっきりしていますから。
半分くらいが「やらなくてはいけない作業」そして半分くらいが「新しい仕事を作りだす考える作業」このくらいのバランスが良いんでしょうかね。
マーさん
今日のGoogleの記事を思い出しながら自分の職場を見渡してみました。わが職場は班ごとに机を集めてかたまっており、一番前にリーダーがいてその前を2人ずつ向かい合わせながら腰掛けて先輩社員から順に列をつくっており1つの島がまるで亀の甲のようになっています。上海の旅行会社を回ったことがあるのですが、ほとんどの会社が中央にオープンスペースがありテーブルが置かれていて、それを囲むように個々のデスクが独立して配置されデスクの両脇には気が散らないようついたてが立てられていました。うちの会社の配置は「効率」と「監視」以外の何ものでもないという感じです。オープンスペースを確保するような余裕もないのですが、私を含め会議室以外で創造的な時間を持つ者はほとんどいないと思います。今動いているいろいろなシステムを上から客観的に見る時間をつくらないといけないですね。
くーじゃんさん
おっしゃるとおりです。作業している時間はいちばんラクなんですよね。作業興奮という言葉があるくらい作業に没頭していると時間が過ぎるのも忘れるし、目に見えて仕事も進むのもわかるし、仕事してるという実感があるんですよね。私も「そもそも思考」が絶対的に足りていません。意識してその時間をつくろうと思います。