つまり心から笑える仕事はなかなか与えてもらえないということです。
ではどうすればよいか。
自ら解決するしかありません。
スターバックスにこのような風変わりの教訓があるのは創始者ハワード・シュルツの創業にまつわる逸話が関係しているものと思われます。
【本日の参考図書】
『すごい会社のすごい考え方』
夏川賀央(阪急コミュニケーションズ 2010.1.28)
スターバックスはアメリカのシアトルで産声を上げました。
企業のきっかけは今で言う「週末起業」と同じで、教師や会社員をしている3人の男性が美味しいコーヒーをアメリカでも広めたいという構想で始めた副業でした。
そこにもう1人のコーヒー好きが加わります。
現在の最高経営責任者ハワード・シュルツです。
ところが、先に始めた3人のあくまで上質のコーヒー豆を購入して焙煎して売りたいという気持ちとみんなに喜ばれるスタンドコーヒー店をやりたいというハワードとそれぞれめざすものが違いました。
ハワードは円満退社して「イル・ジョナーレ」というコーヒースタンドを開業します。
「イル・ジョナーレ」は繁盛するのですが、ハワードが抜けたスターバックスは経営が困難となり、やがて3人は店を売却するならハワードに売ろうということになりハワードはこのときからスターバックスの最高経営責任者となります。
ハワードはお金を儲けたいとか社長になりたいと考えたわけでなく、あくまでイタリア風のフレンドリーなコーヒースタンドをアメリカ国内でも開業したいという夢に向かって行動しているのでした。
そうしないと「笑って」仕事ができなかったからです。
○○になりたいという目標を絞りすぎて向かっていくとき、ときとして「笑って」進めなくなることもあります。ノルマを設けてがむしゃらに営業にまわるスタイルがそれでしょう。
ハワードのように「やりたいこと」にベクトルを合わせ行動する姿勢が今のスターバックスの社訓「笑って仕事ができること」に反映されているのだと思います。
私たちの身近にも「笑って仕事を続けている」人がいると思います。
たとえば歌手をめざしていたのに自分を売り出すために営業を勉強していたら営業がおもしろくなり今では広告関係の仕事をしている人とか、保険営業のときにチラシに自分で書いたイラストが意外に好評でイラストレーターになってしまった人などは、「やりたいこと」にベクトルを合わせいつまでも「笑っていられる」人ではないでしょうか。

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斉藤一人さんも同じ事を言っていたと思います。「楽しい事をやれば縁が巡って、当初の目的とは違うかもしれないけど成功する」って。
肝心なのは「汝自身を知れ」って事でしょうね。
「やれと言われたから」「こうするのが社会的常識だから」とか他社から押し付けられた価値観で生きないようにする事。それが人生の幸せにもなるし、仕事の成果にも繋がる、そう思います。会社としても嫌々働いている人にはいてほしく無いですし。
やりたい事、ならその気になれば始められると思いますが、成功するためには周囲の人の理解と協力が必要だと思います。ハワード・シュルツさんも含めて、自分という個性を失わず、巧く周囲と共鳴するコミュニケーション能力が身に付いている人なんでしょうね。
メルマガでご紹介されていたスタバのお話のように、「自分の生き方」まで突き詰めた仕事とのかかわりが持てると、心から笑顔も生まれて楽しく仕事ができると思います。
いまやっている仕事を通じて同社会に貢献できるのか、どう自分が成長できるのか、などなど、前向きに仕事へのかかわりを作りながら会社での生き方を築くように心がけています。
どんな小さなことでも、意義があり、楽しんで、いえ、すくなくともいやいやではなくできるものだと思います。
くーじゃんさん
そうですね。特に社会の常識がくせ者で、これに無理矢理自分を合わせて心を壊す人もいますものね。一度限りの人生です。まずは自分を知ることから始めないといけないですよね。
すずボスさん
やりたい事のベクトルが自分本位なものであればどんなに本人が一生懸命でも周りの協力が得られなく、あるいは足下をすくわれたりしてうまくいかないでしょうね。また、たとえ社会性があっても、しっかり説明責任を果たさないと周囲に誤解を与え結局損をすることにもなりますものね。迎合しすぎるとモチベーションの維持に影響がでるので、ほどほどの折り合いを見つけることが重要なのでしょうか。
マーさん
どんなにつまらない仕事でもそこに意義を見つけ出すことができる人が伸びるのでしょうね。つまらないと思ったらそこでストップしてしまうし、はっきりいってそこで「止まっている人」ははた目からもすぐにわかりますものね。最近やりっ放しになっていることが多いので、そこでどんなことを自分は思ったのか、あるいは反省して次につなげたいと思ったのか、自分のベクトルにあっているかなどをメモしなければいけないと思ったところです。