ファンクショナル・アプローチを身につけると、普段、ありふれた風景に見えていたものから突如として誰もが考えつかないような問題点とその改善策が見えるようになり、新たな価値やアイデアを生み出すことができるようになります。
ファンクショナル・アプローチを自分のものにする方法は以下のとおりです。
ファンクショナル・アプローチを自分のものにする方法は以下のとおりです。
【本日の紹介図書】
『ワンランク上の問題解決の技術』
横田尚哉 1,785円(ディスカヴァー 2010.3.20第4刷)
朝起きて夜寝るまで、目に入るもの、耳に聞こえてくるもの、手に触れるもの、どんな小さなもの、当たり前のものでも、そこには「意図がある」と考えるようにします。
〈朝〉目覚まし時計のスヌーズ機能、洋式トイレの上ぶた、ヘアドライヤーの冷風機能、歯磨きのミントの香り、トースターのパンくず受け・・・
〈電車〉つり革の形、手すりの太さ、優先席の位置、宙づり広告の位置、路線図・・・
〈会社〉タイムカードの置き場所、朝礼、机の上の資料、上司への報告・・・
〈居酒屋〉箸置き、お通し、店員を呼び出すベル、焼き鳥の串、冷や酒の受け皿・・・
「これはどんな機能があるのだろうか」
「これは何に役に立っているのだろうか」
「何のために、これが存在しているのだろうか」
「誰のためにあるのだろうか」
「もしこれがなければどんな不具合があるの」
答がみつかったときは「なるほどね」と納得しましょう。
このファンクション探しを習慣づけると、毎日いろいろなことが改善され仕事や生活の質を高めることができます。
注目すべきファンクションが見つかったら、さらに「それって何?」と繰り返しながら上位のファンクションにさかのぼって抽象化していきます。
モノやサービスの価値を高めたり、改善できないか考えることにしましょう。
そして連想したことは必ずノートなどに記録するようにします。
最初は訓練のつもりで始めてください。
慣れてくるにつれ、実戦でもいろいろなことが改善できるようになります。

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以前、品質工学 という考え方、手法を勉強しました。
まさに 品質を求めるなら品質を測るな(機能を追え)と言われ続けた事を思い出します。肝に銘じ続けたいと思います。
以前ご紹介いただいた未来工業の山田さんが、「なぜ」を5回問い返せと言っていたように記憶しています。
これが習慣化したら、間違いなく「改善」が進み、問題解決が図れますね。
そして、メモしておくことの大切さ、参考にします。
特に日本は波風を立てず、「今までこうやってきたから」という理由でそれを惰性で続ける傾向が強いように思います。確かに今までやって来た方法が優れているからずっと残って来たのだと解釈する事も出来ますが、それでもファンクションを意識する事でより良くなる事は確かであろうと思います。
「なぜ?」の連発は自己分析によく使っています。最近は特に自分の行動の根源を探るのがマイブームになっているので、自分の行動、思考、習慣に対して「なぜ?」を連発しているところです。
すずボスさん
「品質を削るな、機能を追え」はしっくりいく言葉ですね。シンプルのなかに真に必要な機能を伸ばしていくことが日本の強み(粋)にもつながるのかもしれませんね。
マーさん
本に影響を受けやすい私は今朝からずっと「何のために?」を繰り返しています。平凡な答しか返ってこないのですが、そこで発想力のなさにクヨクヨしていたら後が続かないと思い「なるほどね」で調子をつけるようにしています。5回ぐらい問い返しが続けられるようになるようがんばります。
くーじゃんさん
本の中でおもしろいエピソードが紹介されていました。「おばあちゃんの煮付け」という題でお母さんから魚の煮付け方を教えてもらって料理していた娘がふと不思議になってお母さんに「どうして魚を煮付けるときしっぽを切るの」とお母さんにたずねると、お母さんも「なぜだろうね。私もばーちゃんの料理の仕方をまねてずっとそうしていたんだけど・・・魚のしっぽを切った方が味がしみて美味しいのかなぁ」と答えました。娘はばあちゃんに聞いてみました。ばあちゃんは「あはは。私が料理していた頃は鍋が小さかったからしっぽ切っていたいんだよ」と笑って答えたという話です。意外とうちの会社でも似たような話がありそうな(笑)