kougaiが住んでいるマンションは駅から歩いて5分ぐらいのオフィス通りの裏に建っています。
マンションの面している通りは駅方面から市の中心商店街に続いているのですが、周りは郊外の大型ショッピングセンターに押されて空き店舗や空き地がずいぶん目立っています。
歩いて数分のところにあった空き店舗の1つに小さなレストランができたのでさっそく妻と食べに行きました。
中に入ってびっくり。
お客さんはお年寄りばかりでした。
お客さん達は皆、顔見知りのようでテーブル越しに別のグループともおしゃべりしています。
厨房から若くてイケメンのマスターらしき人が出てきました。
愛想の良さそうなマスターは店の人気者のようで誰もが話しかけます。
テーブルにメニューは置いてなく、壁に黒板が掛けられ、日替わり定食とカレーセットとしか書かれていません。今日の日替わりは「揚げ餃子」のようです。
定食を頼んだら、まだ12時前だというのに「今日のおかずは全部出てしまったのでおかずは野菜炒めかイワシの刺身ならできますがそれでもいいですか」と聞かれたので私はイワシの刺身、妻は野菜炒めを選びました。
メインのおかずにご飯と味噌汁とお新香だけ。
シンプルな構成で480円。なかなかリーズナブルです。
しかも薄口で、お年寄りが好みそうな家庭料理の味です。
周りの会話を聞いているうちに理由がわかってきました。
ここに来ているお客さん達は近くの空き地に最近建った年金生活者向けのマンションに住んでいる方ばかりでした。
家賃8万円で市から4万円の補助が出ているそうです。
お客さんの1人が部屋まで配達してくれるのですかとマスターに聞いていました。
「いえ、うちは配達しません。お客さん達が足で運んでもらうのが基本です。うちには管理栄養士がいるので、しっかりメニューを考えています。回数券もありますよ」
最初から高齢者をターゲットにしたレストランであるみたいです。
この場所は、お菓子屋さんや総菜屋さんなどが次々につぶれていった場所です。
今回は店のコンセプトがしっかりしているようです。
今のマンションに住み始めて3年経ちますが、その間でも近くにお店ができてはお客さんが来なくてつぶれる店を何軒か見てきました。
地域の人と共生していこうとするこの店は続くかもしれません。
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リサーチ力に脱帽です。駅から徒歩5分のオフィス街の裏のマンションというと若い人が多いように感じますが、相当綿密な調査をしたのだろうと思います。
しかし12時前に品切れとは、すごい繁盛っぷりですね。
くーじゃんさんの言われる通り、準備万端でうまくポイントをついて商売を始められたのだろうと思います。
ここはシャッターが多くなって廃れていくのかな~、何か出来ないのかな~、なんてのんびり見ていてはいけませんね。やる気で用意周到、準備を進めれば宝の山なのかもしれない。
くーじゃんさん
おっしゃるとおり、ウィークディーの昼は食堂だけでなく飲み屋さんまで店を開けビジネスパーソンに昼食を提供しています。ただ、夜は賑やかな繁華街の方に出て行くのみたいでこのあたりの飲み屋さんは閑散としています。このレストランは夜も高齢者の方が食べに来られて繁盛しているようです。
くーじゃんさん
そこのイケメン店長は若いのにしっかりした展望をもっているようにみえました。この店の周りには半分休業状態なのに店を閉めることもなく土地の権利だけを考えているような店がたくさん建ち並んでいます。集客の義務を果たさないのなら出て行ってくださいと言えればよいのですが・・
一番始めやすく、一番廃業も多いのが飲食業と聞きます。
そんな業界にあって、このマスターは、みなさんおっしゃるように安易に開業したのではなく、マーケットを明確にしたうえで、提供する食事も管理栄養士による優れもので、接客も納得できる方のようですね。
ずっと残って、お年寄りたちに親しまれるお店であり続けてほしいと思います。
とても、参考になるお話でした。ありがとうございます。
マーさん
おっしゃるとおり飲食店の入れ替わりは激しいですね。一目見ただけで「あ、だめだな」と思えるお店も多く、予想はだいたい当たります。本人にすればお客さん達がたくさん食べに来ている未来図を熱く思い描いているのでしょうが、しっかりリサーチして、分析して、冷静に、自分を俯瞰して見ることができないとだめですよね。